掘出物 見つけました ブログ

動き回る翻訳者の運命的な(!)出会いを紹介します

手つなぎ靴下

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プロフェッショナル主婦の母が家事をしていた私の子供時代は、靴下が迷子になって相手がいないことなど全く想像もつかなかったが、今はその頃より狭い家に住んでいるはずなのに、なぜか靴下が迷宮で迷子になる!

 

今までは防衛策として極力そっくりな靴下を買い、どれをはいても大体ペアになるという方式をとっていたが、それでも娘の白靴下でも、「いやそれは違うのはいているとバレるんじゃないか?」と娘の後ろ姿にちょっと申し訳ないことがあった。

 

でも、もう安心。洗う時から靴下を組にしておけるクリップを買いました。

これでもう迷子にならないということに一安心、そして日本にはあまりいないけど、海外には私のように靴下の迷子に悩む人がいるということに、もう一安心。

うれしい。

胡蝶蘭の胡蝶夫人

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家が思うように片付かないことに悶々として、考えた。なぜ、誰も止めないのに自分の住みたい部屋になかなか変わっていかないのだろうと。別に実現不可能な高望みがあるわけでは全くない。例えば、窓際の台には花と電話と簡単な書類ラックを置いて、シンプルに暮らしたいのに、なぜ、台の上には使い古しのクリアファイルがいっぱい立ててあるのか???

 

これまで、台上のガラクタ分別→書類整理→クリアファイル再利用→台のもの減少→蘭購入→台上理想形、完成!と、一事が万事、普通のプロセスで考えていたが、なんか永遠に終わらない気がしてきた。もしかして、ごったな中からいらないものを捨てていくという作業が、モチベーション上がらず能率上がらないのかな。「では、いっそ、先に蘭を買って理想の台をつくってしまえ!」と、昨日思い立ち、花屋さんで1万2千円の胡蝶蘭を購入してしまいました。

 

セレブでもなく、飲み屋さんでもなく、コンクールに入賞したわけでも、カーオブザイヤーをとったわけでもなく、そもそも2017年1月11日は何の記念日でもないのですが、いいじゃなーい。胡蝶蘭を自分で買うバカなんて世の中に他にいるのかしらん?

 

それはともかく、蘭といえば、パッと頭に浮かぶ名前は「お蝶夫人」、私の胡蝶蘭は小ぶりで楚々とした美人なので「小」とかけて「胡蝶婦人」という名前にしました。ここを皮切りに、好みのおうちに変身させていきたいと思ってます。


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自転車で移動する庶民派の「胡蝶夫人」

のりのしおり!?

2017年は読書にいそしみたいと、2016年最後の日にしおりをゲットしました。

「海苔のしおり」

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本にはさんだら、

「ねちゃっ」とする?

生臭くなる?

その前に粉々になる?


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いえいえ大丈夫。

これは食品サンプルのしおりなんです。

娘にあげた目玉焼きのしおりとともに。(朝ごはんしおりセット!?)

 

来年はこのしおりで毎日ちょっとゾワゾワしながら本を読もうと思います。

 

今年もお付き合いいただきありがとうございました。

来年もいっぱい投稿しますよ。

http://www.nagao-sample.co.jp/

 

 

 



青森のアップル

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これは針山です。

弘前のお城の前の、藍染め屋さんで買いました。今年で最も気に入っている買い物の1つです。

 

旅行や行楽を通じて、最近、つくづく思うのですが、よいお殿様に治世されていたか否かっていうことは、その街にとって大事なことなんですね。よいお殿様がいると産業があるし文化がある。文化があると街の洗練度合いが違ってきて、結果私にとっては掘り出し物に出会える確率も高くなると。うはははは。

 

会社員のときは、家族にハウツー物しか読まないんじゃないかと言われていましたが、自分で勉強しなくても会社という社会にいれば、ある程度受動的に新しい変化や文化にかかわることができるけれど、フリーな立場になると、より敏感になって文化的なものを感じ取っていかないといけないですね。

 

特にマスメディア偏重の私の小さいころと違い、マスだけでなくまた個の発信力が高まっている中で、社会の最小の単位の一つである家庭で文化的なくらしをして、自分の生活のQOLを上げることの大切さを段々感じるようになってきました。ということで、いつかこの針山で刺繍をするのが日常になる日まで、高すぎるハードルに向けてがんばります。

 

私の雑なところしか知らない人が98%だと思いますが、意外と細かすぎる作業も得意なんですよ!「細かすぎる」か、「投げ打って雑か」の相反した性質なんですよ!(本人曰く) いつか、なにかが出来たらお見せします。

どこでもデスク

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買っちゃいました、どこでもデスク!

 

ラップデスクってご存知ですか?よく、アメリカのティーンがベッドであぐらをかいているでしょう。その上にこれを置くと机がわりになります。いすに腰掛けて、足の上に置いてもつかえます。

 

もともとは、食卓で勉強・仕事用のPC作業をすると高さが低くて、台がほしいなと思ったのが探したきっかけでした。アメリカのティーン向けグッズのサイトで買いました。

 

私が買ったのは、JUNK GYPSYというデザインのシリーズで、フォークロアというか、なんちゃってジプシー柄になっています。PC持って家の中をジプシーするからジプシー柄ってちょうどいいなと思って、これにしました。クリスマスギフトシーズンで時間がかかったのか、届くのに2週間かかりましたよ。

 

ま、このブログを書いているのはキッチンのPCスペースに据え置きにしているPC。そして、別の机も片づけたので、食卓でPC使わなくてよくなったのですが、作業机の他、ベッドでも床でもどこでも使えるようになった~。もうこれで、原稿書きでも翻訳でも勉強でも、家中どこでも出来るようになりましたよ。

 

まさか、もし他にほしい人がいれば(他のデザインもあります)

www.pbteen.com

 

 

普通のセーターを買うはずが…

私、服の好みははっきりしているものの、他のものに比べれば執着が少なく、夏場に断捨離した際、セーターをほとんど捨ててしまい、急に寒くなられても、そうすぐに、私のデザインと体形と予算の要求の三拍子揃ったものは見つからないので、今困っています… 。

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それで、ネットで「日本語で」キーワードを入れてセーターを検索したところ、なんと本場のアイルランドのアランセーターのお店に行きついてしまいました!本当に「どこでもドア」みたいですね、全く。

www.aransweatermarket.com

 

たった今、3枚も買ってしまいましたので、今年、皆様にお会いするときは、きっと必ず縄目の波打ったアランセーターを着ていることと思いますが、気が付いたら「それな!」と指摘してください。

 

いつ届くのかな、楽しみです。

 

*写真はイメージ画像です 。セーターまだ届いていないので。

朗らかな「たまご」たち

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 多くの埼玉県民に怒られそうだが、埼玉の多くの場所はイメージ、電車の高架下とか、高圧電線の下みたいな雰囲気のところが多く、なんかさびしいところが多い。それはそれで、私としては尾崎豊でも熱唱しつつ歩くのだけれども、私が知ってるのは限られたところだけど、埼玉にも長閑で明るく楽しいところもあります。

 

 こないだそんなとある農産物直売所で、小ぶりだけど、おいしい卵を買ったので、また買いに行きました。

 見て!今回のは大きい。しかも、なんか「たまご」が楽しそうに笑ってる感じしませんか?きっと、本当に楽しいんだと思う。山や川に囲まれ、のどかな風景でいろんな野菜が育ち、きれいなお花が咲いているようなところだから。

 スーパーの卵は、なぜかコクを売りにしたりして、いろいろ添加されているようなしつこい味だけど、おいしい卵はあっさりして、清らかな味がします。

 昨日の晩は卵かけごはん、今日の弁当は卵焼きです。ごちそう、ごちそう。

 

 そういえば、十数年前、初めてデリーに出張に行ったとき、駐在員の人へのお土産はなにがいいかリサーチしたら、生で食べられる日本の生卵がいいということで、新宿の高島屋で何パックも卵を買って、経由便だったような気がするが十数時間の飛行機の上でも膝にのせて、持っていきました。

 そのお土産は感謝されて、お返しに差し上げたうちの一人の駐在員のお宅で貴重な買い置きの牛肉のすき焼きをごちそうになり、その卵につけて食べました。なんだかわらしべ長者のような話でした。