掘出物 見つけました ブログ

動き回る翻訳者の運命的な(!)出会いを紹介します

景品の鉛筆

最近は中国語の試験の為というには、いささかスローすぎるペースで書き取りをやっている。問題集の選択肢となっている紛らわしい類語に、文例集から例を引っ張り出して写し、発音記号や意味を追記する。こうすれば各単語のニュアンスがもう少し身になって理解できると考えたのだ。

f:id:sachi-studio:20181004140155j:plain

 

家の資源を有効に活用するため、随分前に書き取りに使いたいといと買っておいたノートと、家に長く眠っている鉛筆を使っている、大体、「娘が飽きてしまった使いさしの鉛筆がたくさんあるのだ。」と、人のせいにしていたが、ふと今日の書き取りで使った鉛筆を見ると、なんと自分が中学生の時に体育祭の景品としてもらった鉛筆だった。運動神経が鈍く、いまだかつて体育祭で活躍したことがないので、きっと全員にくれたものだろう。

 

私が幼い頃は学校でよく賞品に鉛筆をくれたものだ。特に、しょっちゅう何かしらの標語のコンクールというのがあって、よく入賞だ佳作だと鉛筆をくれた。今は映像字幕の翻訳で訳文の字数を計算するため指を折りつつ訳を考えているが、そのルーツは案外、この標語コンクールにいきつくのかもしれない。

 

また、新興住宅地に住んでいるという自覚はあったが、中学校の頃、私にとって中学校は盤石な存在だった、しかし鉛筆には第八回体育祭と書いてあり、まだまだ新設校だったのだ。そんな意識は全くなく、10年20年30年と変わらずその安定を保つだろうと思っていた。そして実際に今もそのままなのだろう。

 

ここ数年、自分のこれまでの持ち物をひっくり返し、延々と整理を続けている。そうすると地層の発見のように古い時代のものが表出してくるが、本日は中学生の自分と向き合う羽目になり驚かされた。中学校の景品を使って、大学時代の勉強不足の恨みを果たし、人生の後半に差しかかっても、いまだに中国語の勉強を続けている。大人の年齢になったら、中身も大人にがらりと変身できるのかと思いきや、思考回路は全く変わらないままだ。

 

球美の里 新作トート

私がユーザー第一号! 


f:id:sachi-studio:20170725000507j:image

 

ボランティアをしている球美(くみ)の里の新作トートです。事務所に納品されて即買いしました。

 

サイズが大きめでマチもありたっぷり入るので、ジム通いやスーパーのお買い物にもオススメ。私のように単に荷物の多い人にも。

 

実はマークは宮崎駿さんデザインなんですよ。

シンプルで大人が持っても大丈夫でしょう?

 

球美の里は、福島の原発事故で被災した子どもたちを沖縄の久米島での保養に招待することで、子どもたちの心身の健康維持のお手伝いをしています。

www.kuminosato.com

 

ごのトートもチャリティーグッズです。私と「おそろ」しませんか?

値段は3,000円です。いっしょに持ちましょ~。

 

お問合せは「沖縄・球美の里」東京本部まで

TEL:03-6205-6139 

MAIL:tokyo@kuminosato.net

 

 

 

 

 

 

 

ランクアップ焼きそば

永遠の料理初級クラスのサチです。

 

普段は娘の弁当をつくったおこぼれをお昼に食べていますが、作らなかったときの頻出怠惰メニューは焼きそば。

 

しかし、あのついてくるソースは食べ飽きたし、安っぽい味。

「おいしい中華の焼きそばを食べたいな」と思って、検索してみたら、

「家庭風焼きそば」のレシピは、調味料がオイスターソース・醤油・紹興酒各大匙2とのこと。

 

具材を炒め、面を炒めて水を入れて蒸し、最後に調味料を投入。

簡単!

でも、焼きそばが各段にランクアップしました。

 

怠け者仲間におススメ。

 

追伸:誰かフォトジェニックな焼きそばができた人写真を送ってください。メイン写真にします(爆笑)

 

参考にさせていただいたレシピ:

家常炒面的做法_家常炒面怎么做_家常炒面的家常做法【心食谱】

 

 

手つなぎ靴下

f:id:sachi-studio:20170417201641j:image

 

プロフェッショナル主婦の母が家事をしていた私の子供時代は、靴下が迷子になって相手がいないことなど全く想像もつかなかったが、今はその頃より狭い家に住んでいるはずなのに、なぜか靴下が迷宮で迷子になる!

 

今までは防衛策として極力そっくりな靴下を買い、どれをはいても大体ペアになるという方式をとっていたが、それでも娘の白靴下でも、「いやそれは違うのはいているとバレるんじゃないか?」と娘の後ろ姿にちょっと申し訳ないことがあった。

 

でも、もう安心。洗う時から靴下を組にしておけるクリップを買いました。

これでもう迷子にならないということに一安心、そして日本にはあまりいないけど、海外には私のように靴下の迷子に悩む人がいるということに、もう一安心。

うれしい。

胡蝶蘭の胡蝶夫人

f:id:sachi-studio:20170112094341j:image
家が思うように片付かないことに悶々として、考えた。なぜ、誰も止めないのに自分の住みたい部屋になかなか変わっていかないのだろうと。別に実現不可能な高望みがあるわけでは全くない。例えば、窓際の台には花と電話と簡単な書類ラックを置いて、シンプルに暮らしたいのに、なぜ、台の上には使い古しのクリアファイルがいっぱい立ててあるのか???

 

これまで、台上のガラクタ分別→書類整理→クリアファイル再利用→台のもの減少→蘭購入→台上理想形、完成!と、一事が万事、普通のプロセスで考えていたが、なんか永遠に終わらない気がしてきた。もしかして、ごったな中からいらないものを捨てていくという作業が、モチベーション上がらず能率上がらないのかな。「では、いっそ、先に蘭を買って理想の台をつくってしまえ!」と、昨日思い立ち、花屋さんで1万2千円の胡蝶蘭を購入してしまいました。

 

セレブでもなく、飲み屋さんでもなく、コンクールに入賞したわけでも、カーオブザイヤーをとったわけでもなく、そもそも2017年1月11日は何の記念日でもないのですが、いいじゃなーい。胡蝶蘭を自分で買うバカなんて世の中に他にいるのかしらん?

 

それはともかく、蘭といえば、パッと頭に浮かぶ名前は「お蝶夫人」、私の胡蝶蘭は小ぶりで楚々とした美人なので「小」とかけて「胡蝶婦人」という名前にしました。ここを皮切りに、好みのおうちに変身させていきたいと思ってます。


f:id:sachi-studio:20170112094427j:image

自転車で移動する庶民派の「胡蝶夫人」

のりのしおり!?

2017年は読書にいそしみたいと、2016年最後の日にしおりをゲットしました。

「海苔のしおり」

f:id:sachi-studio:20161231223618j:plain

本にはさんだら、

「ねちゃっ」とする?

生臭くなる?

その前に粉々になる?


f:id:sachi-studio:20161231220620j:image

いえいえ大丈夫。

これは食品サンプルのしおりなんです。

娘にあげた目玉焼きのしおりとともに。(朝ごはんしおりセット!?)

 

来年はこのしおりで毎日ちょっとゾワゾワしながら本を読もうと思います。

 

今年もお付き合いいただきありがとうございました。

来年もいっぱい投稿しますよ。

http://www.nagao-sample.co.jp/

 

 

 



青森のアップル

f:id:sachi-studio:20161216082836j:image

これは針山です。

弘前のお城の前の、藍染め屋さんで買いました。今年で最も気に入っている買い物の1つです。

 

旅行や行楽を通じて、最近、つくづく思うのですが、よいお殿様に治世されていたか否かっていうことは、その街にとって大事なことなんですね。よいお殿様がいると産業があるし文化がある。文化があると街の洗練度合いが違ってきて、結果私にとっては掘り出し物に出会える確率も高くなると。うはははは。

 

会社員のときは、家族にハウツー物しか読まないんじゃないかと言われていましたが、自分で勉強しなくても会社という社会にいれば、ある程度受動的に新しい変化や文化にかかわることができるけれど、フリーな立場になると、より敏感になって文化的なものを感じ取っていかないといけないですね。

 

特にマスメディア偏重の私の小さいころと違い、マスだけでなくまた個の発信力が高まっている中で、社会の最小の単位の一つである家庭で文化的なくらしをして、自分の生活のQOLを上げることの大切さを段々感じるようになってきました。ということで、いつかこの針山で刺繍をするのが日常になる日まで、高すぎるハードルに向けてがんばります。

 

私の雑なところしか知らない人が98%だと思いますが、意外と細かすぎる作業も得意なんですよ!「細かすぎる」か、「投げ打って雑か」の相反した性質なんですよ!(本人曰く) いつか、なにかが出来たらお見せします。