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動き回る翻訳者の運命的な(!)出会いを紹介します

改善の可能性があるんなら言ったほうがいいんじゃないの!

今日も料理の話。
優しい夫は何をつくっても黙って食べてくれるので、長年私は自分の料理のレベルが初中級で止まっていることに全く気が付きませんでした。


しかし、実母に代わり、家族のメインの食事の作り手となり、母の歯に衣着せぬ批評を聞くようになり、ようやく自分の料理レベルを自覚するようになりました。
そして、挙句の果てに長い会社員生活を終えることになったとき、母に唯一言われた一言は「料理ならったら?」「今ですか???」結婚前に言ってほしかった!自分は花嫁修業で土井勝先生に習ったことが持ちネタなのに、なぜ私には料理の必然性を説かなかった???

 

そんな料理センス皆無の私は、もちろん自分の感覚でレシピを応用して作ったりしません。基本、きちんとレシピの通り作ります。昨日は大ファンの土井善晴先生のレシピ通り、牡蠣シチューをつくったら、とても上手にできました。

www.kyounoryouri.jp

(牡蠣シチューのレシピは、きょうの料理の公式ページにアップされていなかったので、類似の作り方の「秋野菜のミルクシチュー」のレシピのリンクを貼りました。)

 

早速、娘に感想を聞いてみたところ、娘「きのこの種類を変えた方がいい気がする。」とのこと。そう来ましたか、栄養上きのこも食べさせたいなと思って、冷蔵庫のありあわせの「えのき」も突っ込んだのダメでしたか…。私「うるさいなあ。」(うまくできたのに、おいしいね、じゃないの?)

 

すると娘の次の一言は、

「なに、次のために、改善の可能性があるんなら言ったほうがいいんじゃないの!」

えっ、確かに、そのように教育いたしました。とても、我が家らしい言い方ですが、正面きってそのように正論を言われてみるとびっくりしてしまいました。娘、普段そんな難しいこと言わないし。
はい、今度は入れるならマイタケにします。

 

一番辛口の母には「これ、おいしい。」と久しぶりに褒められました。

心の準備がなくて珍しく写真撮らなかったな…。