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動き回る翻訳者の運命的な(!)出会いを紹介します

コンビニの小さなクリスマスピザ

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娘のバイト先のネパール人の先輩は、仏教だから中学生の子どもにもクリスマスを教えないんだそうだ。
日本人は?といいたげな娘の表情を見て、私は「いいんだよ。日本人は八百万の神なんだから、キリスト様は神様の1人だ。」と、クリスチャンには到底受け入れられそうにないコメントをする。

メリハリのない生活に、娘も子どもを卒業する手前なので、なんとか家にわくわくの季節感を持たせたくて、クリスマスイブにクリスマスっぽい夕食を用意しようと考えたが、あっという間に夜になっていた。

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何年も前に義理の両親が茶目っ気で送ってくれて以来玄関に差しっぱなしのLEDライトをつけ、うちの節目毎に通うケーキやさんと、いつもは行かない大手スーパーで、なんとかかき集め、お寿司とチキンとサラダとケーキでにわかパーティーをした。

そして翌日のクリスマス。さっきいつものコンビニに行ったら、大量のケーキにチキン、洒落たオードブルが並んでいた!ケーキなんて、わが神戸が誇るモロゾフのチーズケーキもあった。

しまったーと思った。このコンビニは地域のよろずや的存在で、近隣住民は大いに食を依存している。が、いざというとき、みんな買いに行かなかったのだ、コンビニにクリスマス食を。オーナーさん、本部の人に押し付けられちゃったのかな?こんなにいっぱい。

どうせなら、いつも行かないスーパーより、ここで買ってあげればよかった。ケーキはゆずれないけど、せめてチキンとオードブルは。なんか、気の毒になって小さいしゃれたピザを買った。

「このくらいのピザだといいわね。食べ切れるから。」味のあるおばちゃん店員の弁。私、食欲旺盛な若者と老人と暮らしているようには見えなかったらしい。